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水害対策
現在、五島列島沖にある台風14号は温帯低気圧になって週末に本州に上陸するような予報が一転、台風のまま日本列島を横断するような予報になってきました。
台風と言いますとやはり思い出されるのが一昨年、2019年(令和元年)の台風19号です。この年は9月の8,9日に静岡県の東部を中心に台風15号で大きな被害が出てたほぼ一か月後の10月12日に台風19号が静岡県に上陸しました。
県内はいたるところで大きな被害が出ました。我々の住んでいる静岡県中部の志太地区でもたくさんの大きな被害が出ました。当時、弊社のエネルギー部に所属していた私は大雨と風による被害を考えてガソリンスタンドを朝から休業にする判断をしたことを覚えています。
12日の日中、事務所で待機しているとグループ会社のスーパー富士屋の各店舗をはじめ複数のお客様から浸水だ、雨漏りだとの連絡があり、当時の建築部門の従業員も対応に追われていたように記憶しております。その中でもスーパー富士屋の田尻北店は被害が大きかったと聞いております。被害状況は、店内への浸水により、商品や設備、備品にも及んだとのことです。
その後、スーパー富士屋田尻北店の水害の再発防止のための検討がありました。田尻北店は周りに比べて土地が低いため、大きな被害が出ました。すぐ隣にあるドラッグストアは店内には浸水被害はなかったとのこと。ちょっとした高低差で被害に違いがありました。
検討内容では、田尻北店全体の床を上げるというプラン、浸水しないように店の周囲を囲んでしまうプランなどがありました。店全体の床を上げるには多額の投資が必要なため不採用となりました。検討の結果、店の周囲を囲んでしまうプランが採用となりました。とは言いましても、店の周囲を浸水しないように囲んでしまうと、お客様の出入りや荷物の搬入に支障が出ます。その支障が出ないように、人やモノの動線部分は被害が予測される時に設置する取外し可能な止水板を採用することとなりました。

その止水板は通常は倉庫に収納されており


水害の被害が予想される場合に設置します。


設置するとこのようになります。これで周囲からの水の侵入を防ぎます。また店内にある下水管から水が逆流して侵入してくる可能性もあります。こちらには下水管の中に逆止弁を設置し、逆流を防ぐ対策をとっております。
このように水害につきましても、弊社では過去の経験も踏まえていろんなパターンでの検討・対策ができます。費用につきましても対策の内容で大きく変わってきますが、水害でお悩みでしたらまずはこちらまでお問い合わせください。
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